酒を抜く生活になってから
朝の目覚めがすこぶる良い。
ただし、
夜間に襲う疲労感は以前より増した。
否、以前は酩酊により
感覚が麻痺していただけなのかも知れない。
規則正しい生活には、
夜に正しい眠気がくるものだ。
激務の仕事に身を投じていると、
仕事上がりの一杯を欲する
気持ちを抑えることができない。
僕は酒と共に生きていた。
断酒をすることは、
長年連れ添った
恋人を失う感覚に似ている。
気を紛らわせるために
僕はザクロ酢の炭酸割りを飲んだ。
僕は今、
均衡の取れた天秤の上にいる。
些細な要因により
どちらにも傾き得る天秤の上に。
BGM:打首獄門同好会『布団の中から出たくない』
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つち (金曜日, 04 6月 2021 23:20)
そのとおり!夜は自然に眠くなるのに、お酒は興奮させる成分が入ってるから、無理やり身体を起こして負荷をかける。自然な睡眠欲のまま眠ることが、身体と脳の一番の栄養!共に脳のドーパミン欲求を乗り越えよう!