四季

第一章 "繋がれた奴隷"

スマホ依存の脱却に試行錯誤した末、

辿り着いた僕の方法論。

"スマホの画面をモノクロに設定する"


依存のメカニズムに対する僕の解釈は、

"刺激→ドーパミンの発生→快楽の享受"

手っ取り早く快楽を得られる行為として

脳がこの流れを習慣化し、

新たな刺激を無意識に求めてしまう。

僕はこれを依存と呼ぶ。


脱却のポイントは、

刺激を我慢してゼロにするのではなく、

日常に極力変化を与えずに

刺激だけを弱体化すること。



第二章 "Give It Back"

2ndアルバムの制作が難航し、

編曲の方法論を修正した。


"弾き語り音源ドラム、ベースの追加

→上物の追加"ではなく、

②"弾き語り音源→エレキギターの追加

ドラム、ベースの追加

上物の追加"の仕上げに試みる。


バンド練習を定期的にしていた頃は、

②の編曲方法が主流だった。

感染症対策を実直に遂行し、

バンド練習を自粛することにより、

僕は自分でも気付かないうちに

①の編曲方法に変更していた。


②の方法がしっくりくる感じ。

それと同時に浮上した

僕のささやかな疑問。

"これって成長してるの?"



第三章 "美しい悪夢"

困難を迎えるほどに絆は深まる。


僕は今の時間を大切にしたい。

そして誰よりも自由に生きていたい。


人生には必ず終わりがある。

それに気付ける人と

そうでない人との差はあまりに大きい。



第四章 "回転木馬のデッドヒート"

僕たちの生活が

目まぐるしく変化しようと、

季節は繰り返し訪れる。


朝、目覚まし時計の

アラームが鳴るより先に、

鼻腔が詰まる感覚で目覚める。

目に見えない花粉の飛散が

春の到来を予感させる。


コンビニの陳列棚に並んでいたはずの

"冬物語"はどこかに消えていた。

もうすぐ桜が舞うのだろう。



BGMBlanky Jet CityDandelion

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コメント: 2
  • #1

    つち (日曜日, 21 2月 2021 15:52)

    第三章!?心配になるやつ!杞憂だと良いのだが

  • #2

    松井 (日曜日, 14 3月 2021 21:17)

    土屋さんw
    それなりに経験してるんやから、もっと人生をプラス思考に考えましょうね。
    君ならできるよ。嫌味でもなんでもなく、市役所入った頃は、いきいきしとったのを、俺は忘れてないから。