外道飲み

ある日の会話

友人『最近、飲みに行ってる?』

僕『うーん、大体毎日行ってる』

友人『毎日行ってんの!?』

僕『あー、まあ外道飲みやけど』

友人『外道飲み!?』


会話のこのあたりで、

僕は自らの愚かさに気付き、

外道飲みの説明を止めてしまった。

(その後、友人から執拗に

外道飲みに関する説明を求められたので、

僕は渋々外道飲みの

解説をすることになった)


外道飲みとは、

コンビニで濃いめのハイボール缶と

チータラなどのつまみを購入し、

公園や駅のベンチに居座る

青空の下に行われる飲み会を指す。

当然のことながら、

居酒屋に比べて破格の設定で

ほろ酔い気分を味わうことができる。


以降は漫画NARUTOの読者でないと

理解できない話になってしまうが、

僕と土屋先生は、

外道飲みを『無限月読』と呼んでいる。

無限月読は幻術(瞳術)の一種である。

色々と解説がややこしいので、

この事が気になって夜も眠れない人は、

NARUTOを是非ご一読いただきたい。


外道飲みの概要を以下にまとめてみる。

技名:外道飲み(別称:無限月読)

費用:1,000円以下

会場:ベンチがある場所ならどこでも

発動条件:土屋先生の同席


僕は、小学生の頃に思い描いた

立派な大人になれているのだろうか。



BGM:七尾旅人『DAVID BOWIE ON THE MOON』

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コメント: 2
  • #1

    つち (日曜日, 10 2月 2019 10:52)

    補足しよう。1日千円以下、つまり、仕事がある20日、毎日飲んでも2万円のお小遣いでやりくりできるこの無限とも呼べる飲み方を、無限に酔える幻術、無限月読と名付けたのであった。

  • #2

    ひろ (日曜日, 10 2月 2019 10:55)

    発動条件、それなんや(笑)